ドローン業界トップのDJIの牙城を崩す難しさ

突然だが、日本のスマートフォンのシェアはiPhoneがダントツである。大ざっぱに言って、スマートフォンで当メディアをご覧の読者のうち半数ほどが、iPhoneを覗き込んでいるということになるだろう。

ドローン界のシェアのトップはDJI社で、同社を代表する機体がPhantomシリーズである。ドローンと言えばPhantomが真っ先に思い浮かぶくらいのもので、そのためDJI社を「ドローン界のapple社」などと呼ぶ人もいる。

トップシェアPhantomはどうして強いのか

スマートフォンならiPhone、オフィスソフトならMicrosoftOffice、そしてドローンならphantom。一度シェアを獲得した大手の牙城を崩すのは並大抵のことではない。

理由はシンプルで、純粋にユーザーが増えることで製品はよりよくなる上に、もしも使用していて疑問が生まれても解決がしやすい土壌が作られるからである。おそらくあなたが体験するトラブルは、世界中のどこかのユーザーがすでに体験して解決しているものとなる。この安心感は大きい。

トップシェアを選ぶと安心

そのため、後に続く人たちも結局はトップシェアの製品を選びやすくなる。このことはあなたも経験的にご存じのはずだ。
Phantomもドローンのスタンダードとしてさまざまな実験台としても使われやすく(参考:「【高電圧実験】ドローンが雷に打たれたらどうなるのか?」)、何かと目に入りやすい存在となっているため、初心者が手に取りやすい。

DJI社をはじめとした中国のドローン関連企業は、この意味で強すぎるのだ。

日本のスタートアップを支援するために、ドローンファンドが設立されたというニュースは記憶に新しい(その時の記事はこちら)。中国のドローン関連企業の製品とどう差異化した物作りを行うのか、見守っていきたい。

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