ドローン飛行をさせるにあたり、航空法を守る必要があるのは皆さんもよくご存知の通りである。かと言って、ドローンと呼ばれる機体すべてが航空法の制限を受けるわけではない。
航空法の制限を受ける無人航空機について、国交省の公式サイトでは以下のように説明されている。
「飛行機、回転翼航空機、滑空機、飛行船であって構造上人が乗ることができないもののうち、遠隔操作又は自動操縦により飛行させることができるもの。ただし、200ｇ未満の重量（機体本体の重量とバッテリーの重量の合計）のものを除く」
要するに、200g未満のドローンは無人航空機の体をなしてはいても規制の対象外なのである。これらの軽量なドローンを総じて、「トイドローン」などと呼ぶこともある。
トイドローンは手軽で値段もリーズナブルであるが、空撮が楽しめる機体もある。ドローン初心者には非常に手の出しやすい存在なのである。
軽量な分、飛行時の安定感には欠けるものの、仮に墜落しても深刻な事故につながりづらいところもいいだろう。
