墜落ドローン探索のためのフライトレコーダー!株式会社エンルートラボが開発

更新日: 2017.10.12 公開日: 2017.10.12
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株式会社エンルートラボは、ドローン(小型無人機)の自己解析、機体捜索時に必要な機能を有するドローン用小型レコーダーを開発しています。

ドローンが機体トラブル・操縦士側のミスによって墜落をした時に必要となるのが「ドローン用小型フライトレコーダー」。

フライト時の記録を行うことを主な目的としていて、機体墜落時の事故原因究明に必要なデータを取得・保存することが可能となっています。

フライドレコーダーに記録されたデータは「ドローン(機体)の傾き・飛行時の速度・GPSの航行軌跡・モニターの出力・オペレーターの捜査状況」など産業用防水型マイクロSDに記録します。

フライトレコーダーぞれ自体を発見する機能としてドローン座標情報をBLE(Bluetooth Low Energy)によるビーコンとして発信。また、ブザー音による人的な捜索も容易です。

そして、レコーダーユニットは、アルミとPOM製のケースに収められ、墜落時の衝撃にも耐える構造になっています。また、ケースの開封を記録する仕組みになっており、ユーザーによるデータ改竄可能性を確認することもできます。

これらの機能は、ドローン墜落時に外部電源遮断後もフライトレコーダーが持つ「内部電源」により30分から数時間程度は動作時間が保証されています。

BLEでは、近距離での通信しか行えませんが、ドローンを発見するための捜索用ドローンも合わせて利用することで対象となる墜落したドローンを発見することも可能です。

特に、ドローン機体の紛失は、バッテリー発火による山火事の誘発や、ドローン動産保険の適用にならないケースもあるため、機体発見の機能は重要なものとなります。

利用目的からドローンに
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