IntelDrone2017 産業用水素電池搭載ドローンjupiterが発表!

更新日: 2017.10.03 公開日: 2017.10.03
img

 

アメリカ、ラスベガスで開催される産業用ドローン展InterDrone2017にて、革新的な新型ドローンが発表されました。

それは、カリフォルニア州のFlightWave Aerospace Systems社と英国のIntelligent Energy社が共同で開発した水素燃料電池で動く「Jupiter-H2」です。

Jupiter-H2は、今までのドローンや同会場に展示されていたほかのマルチローター(マルチコプター)と比較しても全く見た目が違います。

Jupiter-H2は、産業用レベルに耐久性のあるドローンとして室内・屋外で利用可能で、バッテリー(エネルギー源)となる水素燃料電池は、Intelligent Energy社の技術力によって安価で安全な仕上がりです。

また、このドローンは最大で2時間の飛行耐久性と上空への上昇能力があり、ペイロード(最大積載量)は3ポンド(1.36キログラム)までとなっています。

そして、頑丈に保護されたプロペラの羽根、機体の軽さ、70cmの輪郭は室内での騒音のない静かな操縦にぴったりの機体です。

特に注目すべき点は、ドローンの機動性によって、今までは飛ぶことができなかった狭い場所や廊下を飛び回ることが可能だということです。

Jupiter-H2は、従来のドローン業界に対して変革をもたらす機体で、窮屈な倉庫・狭い室内でも、安全な長時間飛行と機動性を有した状態で飛び続けることが可能です。。

両者の企業の技術力が組み合わさることで、Jupiter-H2の機体強度が高まり、機体構造上の重量が軽減されているからこそ、従来以上の性能を発揮出来ています。

実際、従来のドローンでは機体重量にバッテリーの重さも加味されていてましたが、Jupiter-H2はそれ以上に軽量で、バッテリー寿命が延びているのが大きな強みです。

 

 

 

利用目的からドローンに
ついて知る