今月(2017年9月)末、スコットランド北西部、ヘブリディーズ諸島のLewis島において世界初の「ドローン航路(Drone way)」の試験が行われます。
この航路はイングランド本島からLewis島のStornowayまでの約25マイル(40km)となり、携帯電話網の電波を利用することでドローンが正確にガイドされて目的地までたどり着けるか、を実証するためのものとなります。
スコットランド周辺でも航空機や飛行場にドローンが接近して重大インシデントとして扱われる事態は増加しており、今回の試験でもStornoway空港への接近は避けるよう、細心の注意を払って航路が設定されているようです。
一方で、この試験はスコットランド政府と電気通信事業者EEなどの全面的なバックアップによるものであり、ドローン分野が持つ成長力には航空業界を牽引する役割が期待されていることが伺えます。
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