<アメリカ>Microsoftが目指す「はばたきAI」ドローン

更新日: 2017.08.26 公開日: 2017.08.26
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昨今、人工知能(AI)の有用性については衆目の一致するところであり、Microsoft社もまた同様に、AIの開発に注力しています。

そしてMicrosoft社が実験しようとしているのは「AIを活用することによってモーターを利用しない」というアイデアです。

通常、ドローンは内蔵されたモーターの動作によって飛行しますが、彼らは「風に乗るベストタイミングをAIによって見極めさせることで、鳥と同じ要領でドローンを滑空させる」という挙動を実現させようとしています。

鳥は自然にできてしまっていることですが、この挙動をAIによって実現させようとすると、風の温度や速さ、方角などを見極め、さらに、次に風に乗れるタイミングはいつなのか、などを総合的に判断できる高度な能力が求められます。

また、一般的なドローンは電池式ですが、小さなソーラーパネルの搭載を実現することができれば、ドローンは何か月、何年も空を飛び続けることができるようになります。

彼らの試みは既存の製品やサービスに利用されている技術よりも高度なものに立脚しており、簡単に実現出来ることではありません。とはいえ、無限に飛行できるドローンが実現できれば、農作物の監視や、僻地へのインターネットサービスの提供、刑務所の監視など、数多くの用途に利用することが可能です。

このAIを完璧なものにするには今しばらく時間がかかりそうですが、彼らの取り組みは、今後のドローン産業に大きな変化をもたらし得るものになるかもしれません。

 

本記事はリンク先の記事を参考に作成されました 参考:http://news.thewindowsclub.com/microsoft-tests-ai-controlled-drone-flies-motor-90459/』

 

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