Amazon社が出願した特許の中に「配送用ドローンの中継基地コンテナ」があることがわかりました。
これらのコンテナは内部に予備バッテリー搭載のメンテナンスユニット、ロボットアーム、車両とドローンが通信するための設備を備えており、列車やコンテナ船、またはトレーラーに搭載することを想定されています。コンテナはこれらの移動手段によって、必要に応じて移動し、配送用ドローンが稼働し続けられるようにするのです。
大手配送業社のUPS社も既にトラックからの配送用ドローン運用をテストしており、この中継基地コンテナが実際に実用化されるかまでは不明ですが、これが実現すれば商品在庫をより前方に展開できる、つまり顧客の手元に届けられるまでの時間が早まります。
トラック輸送などの大規模な輸送網整備も重要ですが、配送用ドローン編隊の自動運用は需要の変化にも対応しやすく、今後力を入れていく分野と思われます。
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