Allianz Global Corporate & Specialty (AGCS) は、ドローン市場に向けたデジタル保険の開発に向け、インシュアテック(保険<insurance>とテクノロジー<technology>による造語)の新興企業Flock社と提携しました。
提携後の最初の商品は、「保険料は飛ばす分だけ」のドローン保険が購入できるモバイルアプリで、今年下旬にイギリスでサービスインを予定。
AGCSによれば、ドローンや無人航空機の数は2020年までに3倍にもなる見込みで、ドローンが飛行機、建物、人間と衝突するなどのリスクも増加することが予想されます。
Flock社は、ドローン情報、操縦者情報、環境情報など、ドローン飛行に関連するデータをリアルタイムに提供する企業とも提携しており、
そのデータをもとにして飛行リスクと保険料が算出されます。
また、同アプリは操縦者向けに、地上の危険、航空情報、飛行制限区域情報などを届ける仕組みも兼ね備えます。
Flock社のCEOであるEd Leon Klinger氏は「航空分野保険におけるAllianz社の専門知識と、Flock社の最新技術が組み合わせれば、ドローンの安全と安心を見直すことができる」とコメントしています。
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