アメリカの警察ではすでにドローンが導入され、危険な場所の偵察や監視の目的で利用されていることをご存知だろうか。
安全を確保しながら任務が遂行できるという点で、ドローンは警察や消防での利用にうってつけなのである。特に他国との国境のある国々では、一切の疲労もなく24時間監視してくれるドローンは魅力的だろう。
日本でも今月8日、芦屋市朝日ケ丘町の県警察学校で、ドローンの操作訓練が行われたのことはすでに報じた。
偵察や監視といった役割ももちろんだが、日本ではむしろ災害救助や事故の実況見分のための活用が期待されている。
しかし、国内においてはドローン操縦士の数自体、不足している状態にある。
いくらドローンの活用を声高に叫び、税金を投入して最新鋭のドローンを取りそろえたところで操縦士がいなければ意味がない。警察内でも早急な操縦士の育成が求められるだろう。
その意味で、警察のドローンの活用にはいささか時間を要するかもしれない。