兵庫県警は8日、芦屋市朝日ケ丘町の県警察学校で無人飛行機「ドローン」の操縦訓練を公開した。県警のドローンが公開されるのは初めて。
県警は今後、雑踏警備や災害救助でドローンを活用していく方針だ。
公開されたのは、今年度予算で1機あたり約450万円で購入し、8月に導入された2機(幅約165センチ、高さ約75センチ、重さ約9キロ)の大型のもの。
バッテリー式で動画撮影用のカメラ搭載している。
不審なドローンを捕獲するネット状の「ドローンキャッチャー」も取り付けることが可能。
この日は操縦資格を持った警察官ら8人が参加し、操縦役とカメラの操作役の二人一組となり、離陸上昇や空中でのホバリング、8の字飛行などを行った。
県警は9月のG7神戸保健大臣会合と、11月の神戸マラソンで警備を目的にドローンを配備。しかし不測の事態が起きたためにこれを取りやめたという。
参照:産経ニュース「兵庫県警がドローン訓練公開」