ドローンを用いた荷物の配送を本格的に視野に入れる最近のAmazonは、ドローンの特許申請を頻繁に行っている。
このたびのAmazonの申請した特許は、電気自動車用のバッテリーを積んだドローンが、バッテリーの切れた路上の車に充電をするというものである。
ただしこの特許はサイエンスフィクション(SF)的ゆえ、疑問に感じる点がある。
●現状のドローン機体は、自身の充電状態さえ保つことが難しい(ドローンの飛行可能時間は数十分)
●特許資料によると、車の屋根のドッキングステーションにドローンが着地して接続して充電を行うとのことだが、現状の自動車にはもちろんそのようなものはない。今回の特許資料の内容通りになるには、今の車の仕様が変わらなければならない。