メルセデスベンツは先週から、スイスチューリッヒにてドローンを使った配送サービスを試験的に実施している。メルセデスベンツは、EコマースのスタートアップSiroop、ドローンメーカーのMatternetと協力して、配達時間の短縮を試みている。
メルセデスベンツ、EコマースのSiroop、ドローンメーカーMatternetの3社によるその運用システムの流れを解説しよう。
①例えばコーヒー豆を買いたい顧客がオンラインショッピングサイトのSiroopに注文する。
②その後、ドローンがチューリッヒのあらかじめ設定された4つの場所の1つまで飛行し、メルセデスベンツの「Vito」バンの屋根に着陸する。
③そのバンが注文商品を顧客の元に届けて、配達が完了する。
メルセデスベンツのVans事業部門で次世代輸送の責任者を務めるStefan Maurer氏によると、都市環境におけるこれまでで最大規模のテストとなるという。このドローンを用いたテストは現地時間10月13日まで実施される予定だ。