ドローンに「興味あり」が約半数!アウトドアに関する調査

更新日: 2018.05.08 公開日: 2017.10.02
img

株式会社スペースキーが運営する、アウトドアに関する調査・研究機関「アウトドア総研」がドローンに関する調査を実施し、その結果をレポートにまとめた。ドローンは空撮や飛行可能地点の観点からアウトドアと相性が良いと考えられる。今回はこの調査結果を抜粋して紹介する。

■アウトドアユーザーのドローンの所有率と購入意欲について
所有率:4.8%
興味あり:48.5%
興味なし:46.7%

■ドローン所有者のドローン利用シーン
買ったが使っていない:40.0%
自宅・庭:35.7%
アウトドア:35.7%

■「興味はあるが未購入」のその理由
金額:47.1%
場所:45.6%
マナー、法令:36.1%

調査結果からドローンの所有は5%未満であることが判明したが、興味があるという回答は約半数となり、今後拡大していく可能性がある。
また、興味なしも同じく約半数であることから、同じフィールドでアウトドアを楽しむユーザー同士でドローンを巡る意見の対立やトラブルが発生するなどいった可能性も否めない。

また、購入したものの使っていないユーザーが40%、アウトドアシーンで利用しているユーザーも40%弱にとどまる結果となった。ドローンの楽しみ方や、飛行場所の認知がなされていない可能性がある。

興味はあるが未購入のうちの約半数が、ドローンの「金額」を購入の壁と感じている。場所やマナー、法令についても周囲にドローンユーザーがいないなど、情報が不足しているなどの理由が考えられる。

今回の調査結果から、ドローンをフィールドで活用する人はまだ少ないものの、今後の広がりによってはアウトドアを楽しむ人同士でドローンを巡る意見の対立などが起こる可能性があることが判明。
現状法規制が十分ではないことからも、ユーザー間や施設側でのルール作りが肝要となるだろう。
企業側の努力としては、ドローンの楽しみ方や法規制の情報の提供、飛行可能場所の情報の提供を行うことが今後のドローン利用拡大の鍵となりそうだ。

参照:「-紅葉・秋冬キャンプ 新しい楽しみ方となるか- ドローン所有率4.8%“興味あり”は約半数買わない理由「金額」「場所」「マナー」」

 

 

 

利用目的からドローンに
ついて知る