ドローンはとても便利な道具ですが、使い方を誤ると空飛ぶ凶器になりかねない一面を持っています。今回は実際に起きた国内外のドローンの負傷事故を3つご紹介しましょう。
●2014年11月、湘南国際マラソンにてドローンと女性が接触 顔に軽傷
●2016年6月、カナダでドローンと女性が接触 頸椎に重傷
●2017年2月、藤沢市の工事現場にてドローンと作業員が接触 顔に軽傷
いずれも空撮用ドローンが墜落した事故です。
2つ目のカナダの事故は別のドローンが撮影していた映像が残っていますので、実際に見てみましょう。
画面右下の女性に向けて、ドローンが勢い良く落下していくことがお分かりになるでしょう。操縦者はガイドラインに従っていない飛行だとして注意を受けたにもかかわらず、飛行を続行し、その後事故が起きたと報道されました。
ドローンの墜落事故の原因としては、バッテリーの異常や風の影響や電波障害などが考えられます。
今後世界中でドローンの活用していくに従い、事故件数も自ずと増加していくでしょう。
操縦者は、ドローンが常に墜落の可能性のある道具だということをよくわかった上で操作する必要があるのです。自動車が時に人間を殺めてしまうことがあるのと、まったく同じことが言えるわけです。