ドローンを使って野生動物をやさしく撃退するサービス「SKY ANIMALS」発表

更新日: 2018.05.08 公開日: 2017.09.16
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スカイロボットは9月13日、赤外線サーモグラフィーカメラ搭載のドローンを使って山中の野生動物を探索・調査するサービス「SKY ANIMALS」を発表。10月1日から販売を開始する。

近年野生動物が農作物を荒らしたり、人に危害を加える被害が多発している。その被害総額は年間およそ230億円、被害面積は9.7万ヘクタールにも及ぶという。

さらにハンターの高齢化という深刻な問題を抱えている上、現状の観察・監視システムでは動物愛護の観点からの問題があるという。

「SKY ANIMALS」はドローンを用いた害獣防止だが、そこには動物への「やさしさ」がある。

まずドローン空撮で野生動物を撮影し、データを蓄積することで分析、動物の行動を予測。
対象害獣が苦手な超音波を放ち、田畑に近づいた動物を撃退する。

また、ドローンはカラーボールを発射する機能も備える。

このカラーボールには、野生動物の嫌いな天然素材のにおい液を封入。
野生動物のいる位置の10メートル先に正確にマーキングし、野生動物を人里に近づかせないという対策を研究開発中。こちらは2019年に商用化を予定している。

参照:「山中の野生動物を探索・調査する「SKY ANIMALS」野生動物を「やさしく」撃退するドローンサービス

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