東京にほど近い古都として人気のある鎌倉。
貴重な文化財が多く、年間約2200万人もの観光客が訪れる鎌倉は、ご存知の通り海に面している。そのため東日本大震災のおりには市民の間に津波の不安が広がり、防災意識が強まったという。
さて、2017年の6月、鎌倉で「一般社団法人鎌倉ドローン協会」が発足した。
同協会の主な事業内容は、鎌倉や湘南地区のドローン空撮及びドローン操縦者養成スクールなどの展開である。
しかし、実は規模災害時の上空からの情報収集といった、防災面も活動内容に含まれている。そして8月31日には鎌倉警察署と防災協定も結んだという。今後は市や消防などとの防災協定を結ぶ方針である。
同協会は、もともと鎌倉を拠点とする愛好家グループが母体となっている。地域の名を冠したドローン協会は現状も多く存在するが、今後もますます増えていきそうだ。