ドローンに興味のあった初心者が、ようやく機体を手に入れたら喜びもつかの間。次なる悩みは「ドローンをどこで飛行させるか」である。
いきなり屋外に持ち出すのはさすがにNGで、機体の重量の軽いドローンの場合には風に流され行方知れずになってしまうことがある。
行方知れずというのも笑い事ではなく、墜落によって誰かを傷つけたり、火災の原因となったりすることもあるため十分に気をつけたい。
屋外が無理となると室内練習が思い浮かぶが、狭い室内での飛行はゴミや内装を巻き込み、機体のモーター焼けに起こすことがあるためこれも気を付けたい。
そもそも、プロの指導のない状況下の初心者は、間違いなく複数回にわたってドローンを墜落させることになるだろう。
そのためドローン初心者の一台目としては、事故のリスクの低いトイドローン・ミニドローンと言われる手のひらサイズの軽い機体をおすすめする。「トイ(おもちゃ)」とは言うもののカメラを搭載した機体もあり、操作は本格的なドローンと同じである。
まずはトイドローンで屋内練習を積んでから、本格的な屋外練習へとシフトするのがマナーだろう。