日本郵便の横山邦男社長は、来年度にも郵便局間の輸送にドローンを導入する考えを明らかにした。
日本郵便・横山邦男社長によると、「次の世代の新しい日本郵便の配送網を早急に作っていくことが私の夢。早ければ来年度には(ドローンを)導入したいと思っている」とのこと。
横山社長は、ネット通販の拡大による物流量の増加を受け、「今までの輸送方法に危機感を持っている」としたうえで、早ければ来年度にもドローンを導入する考えを示した。
日本郵便はすでにドローンを使った実証実験を行っているが、来年度から山間部や離島など荷物を運ぶのに手間とコストがかかる地域でドローンの活用を始める考えだ。
ヤマト運輸が次世代物流の実証実験を進めるなど、慢性的な人手不足に悩む物流業界では、ドローンを始めとした自動運転の実用化へ向かっている。