ナチスドイツがポーランドに設置し、ユダヤ人やロマが殺害されたアウシュビッツ強制収容所をドローンで撮影した。これは2015年1月に解放70年を記念してBBCが制作し、米国の映像会社BiG Productionsが空撮したものだという。
映像は、収容所の巨大さがよく分かる仕上がりとなっている。
アウシュビッツについて書かれた書籍は多くあり写真も残されているが、収容所の生存者などの当時のことを知る人々は年々減っている。
多くの人の命が機械的に奪われていったというアウシュビッツ。今回のドローン空撮も、その不気味さを後世に伝える手段となっただろう。