Amazonと言えばドローン配送の実現化に取り組んでいることが知られているが、その過程で突飛とも思えるアイデアをいくつも提示している。今回も、蜂の巣型のドローン用高層ビルのアイデアについて特許を取得したとのこと。
現状ドローンの連続稼働時間は数十分であるため、ドローンを使った配送ではエネルギーの補給を行う必要がある。しかし、Amazonの倉庫の多くは都市郊外にあるため、ドローンが顧客の元までたどり着くのは困難である。
今回の蜂の巣型のビルは上記の問題を解決する、ドローンの動力タワーのようだ。トラックがビルまで商品を持ってきて、顧客からの注文が入ると従業員がそれをドローンに搭載させるという流れのようである。
Amazonは以前にも飛行船型の動く倉庫などで特許を出願している(「アマゾンドローン配送 パラシュート内蔵出荷ラベルの特許を取得していた」「アマゾン、ドローンと飛行船を組み合わせた新たな空の配送計画」)。