ドローンの世界最大手の中国メーカーであるDJIは、大学生を対象としたロボットコンテストを南部の深センで開催。国内外の学生による熱戦が繰り広げられた。今回のコンテストは優秀な技術者育成が狙い。
ドローン市場の7割のシェアを占めるDJIが開催した今回のコンテストは、DJI本社がある南部深センで6日まで開催され、中国やアメリカなどから大学生32チームが出場した。
各チームは、ドローンを始めとした5種類のロボットを操作。
ロボットに搭載されたカメラ映像を見ながら対戦相手に樹脂製の弾を撃ったり、空中のドローンから弾を落としたりするなどのバトルが行われた。
中国の民間調査会社によると、世界全体のドローンの販売台数は、2020年には年間400万台を超えるというデータがあり、開発と人材獲得も激化していくと見られている。
中国は経済成長の柱の1つとしてドローン産業に注力しており、今回のコンテストも優秀な若手技術者の発掘と育成が狙いだ。
参照:「“若手技術者発掘を“ ドローン世界最大手の中国メーカーが大会」