ドローンは航空法よって規制され、飛行にあたって国土交通省への許可申請の手続きが必要である。許可申請手続き現状では煩雑であるが、個人でできないこともない。

まずドローン機体のうち、重量200g未満のドローンは規制対象外のため申請不要。どこでも飛行させることが可能だ(「航空法の制限を受けない200g未満ドローン①」)。
しかし各都道府県の条例や、公園などの条例で個別に禁じている場合があるので事前によく確認してほしい。さらに特に禁じられていなくても、マナー的な問題があると各々が判断したら飛行を取りやめよう。200g未満ドローンの操縦者の行動が目に余る場合は、今後規制対象内になる可能性も十分にある。

さて、申請が必要になるのは重量200g以上のドローンだ。
首都圏など人口集中地区での飛行はすべて申請が必要となる。
さらに以下のいずれかもしくはいくつかにの条件に該当する場合、申請は必須となる。

1、夜間での飛行
2、目視外飛行
3、150m以上の高さの空域に入る
4、人物・物体から30m以内の飛行
5、空港等の周辺での飛行
6、祭礼や縁日などイベント上空での飛行
7、危険物の輸送
8、ドローンから物を投下する場合

人口密集地区について調べるには国土地理院のホームページが便利だ。申請書手続きにくじけてしまった時は、ここから非人口密集地を探して遠方へ足を運ぶのもいいだろう。