18日午前7時20分ごろ、世界文化遺産・国宝姫路城(兵庫県姫路市本町)大天守北側の中庭で、清掃業者の女性が、壊れた状態で落ちているドローン1機を発見。
機体は姫路城管理事務所が回収した。このドローンによる城や石垣などの損傷は確認されていないという。
回収されたドローンは直径30~40センチで、四つのプロペラと本体、付属のカメラが壊れた状態だった。機体は米国人男性が所有しているもので、男性は「17日夜に飛ばしていたら操縦不能になった」と同事務所に連絡してきたという。
姫路城周辺はドローンの飛行が禁止されており、姫路署は航空法違反の疑いで男性から事情を聴いている。姫路城ではこれまでもドローンの飛行が発覚し、衝突したケースもあった。