Appleは5日、「Swift」言語によるプログラミング学習用のiPad向けアプリ「Swift Playgrounds」の新バージョン「1.5」の提供を開始。対応環境はiOS 10以上を搭載するiPadシリーズ。
Swift Playgroundsは、入力したコードの通りにキャラクターを動かして、パズルを解いたり課題をクリアするアプリ。ここから命令の与え方、関数やループの使い方、条件付きコードや変数といったプログラミングの概念が学習できる。
新バージョンでは、「プレイグラウンド」の追加画面に「アクセサリ」の項目が追加された。ここからBluetoothでiPadと接続した、LEGOや楽器やドローンなどのデバイスを動かせるようになる。
たとえば、Parrot製ドローンの「Mambo」「Airborne」「Rolling Spider」の離陸、着陸、転回、宙返りといった動作を制御できるという。対応デバイスの一部は、Apple Storeでも販売が開始されている。
最近は子供向けプログラミング学習アプリが本格的に台頭し、すでに100万人以上がSwift Playgroundsを活用してプログラミングの学習をしている。子供向けアプリとは言え、ユーザーには大人も多い。
参照:「LEGOやドローンなどを動かせる! プログラミング学習アプリ「Swift Playgrounds」がアップデート」