中国で、250グラム以上のドローンの利用について、6月1日から実名での登録が正式開始されたという。ドローンを購入した個人は8月31日までに「無人機実名登録システム」で実名登録を済ませなければならない。期日までに登録を行っていないドローンの利用は違法飛行とみなされる。
中国民用航空局が発表した「民用無人航空機実名制登録管理規定」によると、ドローンのメーカーと所有者は「無人機実名登録システム」というオンラインシステムでアカウントを開設しなければならない。
メーカーは製品情報を報告し、所有者は実名で所有している製品の情報を記入した後、発行された登録済ステッカーをドローン本体に貼らなければならないということだ。
「無人機実名登録システム」で報告する情報の項目は、所有者の氏名、身分証明書のナンバー、携帯電話番号と個人のメールアドレス、ドローンの型番、製造番号、使用目的などだという。
参照:「ドローン実名制、6月1日から実施」