東尋坊の自殺を防ぐためのドローン導入 地元のNPO

更新日: 2017.05.28 公開日: 2017.05.28
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福井県坂井市で、ドローンを活用して自殺防止活動に役立てようという試みが始まった。これは地元のNPO法人「心に響く文集・編集局」がドローンを導入したもので、今後自殺志願者が相次ぐ東尋坊のパトロールに活用する。
監視活動での使用開始を翌日に控えた25日、茂幸雄代表(73)らメンバー8人が、九頭竜川河川敷で操縦訓練に励んだ。

東尋坊

同NPOは2004年から東尋坊周辺をパトロールし、これまでに計588人の自殺志願者を保護してきたという。ドローンを活用して目の届きにくい場所にいる人の発見や保護を行うことはもちろん、活動のPR効果・自殺の抑止力としての効果にも期待する。ドローンは国の助成金を活用して、37万円で購入したもの。

25日は福井市内で模型店を経営する中谷克次さん(64)の指導のもと、4K動画も撮影できる最新ドローンの操縦を学んだ。メンバーはドローン操縦については未経験者ばかりだが、自動での離着陸や発着点に戻る機能もあり、メンバーらは安心した様子で、パトロールでの活用に手応えを感じたようだ。

参照:「東尋坊の自殺、ドローンで防げ NPOが導入

利用目的からドローンに
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