アメリカ軍にドローンを納入している企業「エアロバイロンメント」は兵士の制服のポケットなどに収納可能な小型ドローン「スナイプ」を公開した。今年4月には最初の約20機を既に政府関連機関に引き渡したという。
ドローンの重さは野球ボールほどで、兵器としての利用ではなく偵察監視用だという。
スナイプは4つの回転翼を持つドローンで、飛行可能時間は約15分で最高速度は時速20マイル(約32キロ)。タブレット端末を用いて操作する。
エアロバイロンメントは、スナイプを緊急時の消防活動などでも利用できる機体だとして、軍以外の売り込み先も検討している。
なお、一般消費者向けには販売しない方針だという。