麻薬組織のドローン活用、犯罪にも第4次産業革命来たる

更新日: 2017.05.12 公開日: 2017.05.12
img

第4次産業の要として注目されているドローンではあるが、もちろんその技術を利用しようとする悪人もいる。

まず真っ先に思い浮かぶのが、期待を爆発物に改造したテロや、搭載のカメラを用いた盗撮だろう。

しかし実はそれ以外の、或る犯罪組織がドローンの活用をしようとしている。それは麻薬の密輸を行う集団だ。

麻薬イメージ

2013年、アメリカからメキシコに抜ける全長およそ500メートルの違法なトンネルが発見された。

電動トロッコまでついていたこのトンネル、実は麻薬の密輸専用のものであったという。

その他にも麻薬を運搬するものとしては潜水艦の利用が挙げられる。
これは、潜水艦の製造コスト・人件費とドローンにかかるコストとを天秤にかけたものではない。あえてドローンを活用しようとするのは、無人航空機であるということが大きい。万が一潜水艦が捕縛された際、メンバーの証言によって組織そのものの壊崩リスクを避けるためであろうと考えられる。

すでに資金力のある麻薬密輸組織が、専用の大型ドローンを製造しているという噂もあるようだ。闇の組織も第4次産業革命、いやはや笑えない。

利用目的からドローンに
ついて知る