荷物の配送に農薬の散布など、ドローンを用いてできることは数ある。その中でも特にドローンが即戦力になると期待されているのは、建築物や施設の点検である。
ドローンを用いた太陽光パネルの保守点検は、すでに本格的にスタートしている。
点検はドローンを用いて太陽光パネルを俯瞰して、トラブルのある箇所を発見するという流れ。トラブル箇所は異常な高温や低温(ホットスポット・クールスポット)として現れることが多いため、赤外線カメラを用いての点検作業となる。
これは、人間による目視点検の20分の1の時間で済むとも言われる。
太陽光パネルに落葉や鳥の糞などが付着した場合、パネルに負荷がかかってその箇所に異常が出やすい。そのため、点検作業時には故障の予防としてパネルの清掃も行うのが望ましい。
株式会社スカイロボットでは、ドローン搭載の赤外線カメラを用いた点検作業に加え、太陽光パネル専用の清掃ロボット「SOLRIDERR」を活用して清掃作業を行う、ダブルロボットメンテナンスを行っている。
ドローンと清掃ロボットを用いた点検は低コスト。
太陽光パネルの清掃はコストがかかるという常識を覆すサービスとなっている。
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