ブラジル民間航空庁(Anac)は2日、ドローンを含む自律飛行可能な無人航空機の運用に関するルールを承認した。
この新ルールでは、重さ25キログラムを超える機体の運用には当局が認定する資格が必須になる。
また、25キログラム以下の機体であっても高度400フィート(約121メートル)を超えて飛行させる場合でも、同様の資格が必要。
なお、いかなるタイプの機体であっても、18歳未満の未成年者が運用することは認められないとのこと。
今後このルールに違反したドローンの運用は行政、民事、刑事訴訟の対象になるとしている。
ドローンの運用や飛行の資格については国ごとに対応が分かれており、操資格制度を取り入れている国は現状では少数派。ドローン需要の増加に伴い、世界中で活発なルールの制定・改正の動きが出てきている。