ドローンにまつわる知識に触れていくと、時に「UAV」という単語を見かけることがある。
「UAVとは何であろうか?」と感じる人がいる一方で、実は戦闘機ファンにとってはお馴染みの単語である。
UAVとは、「Unmanned Air Vehicle(無人航空機)」の略称で、人が搭乗しない航空機のことを指す。無人という利点を活かし、危険な任務で使われることが多いのはお察しの通りである。
無人航空機という大きなくくりで見れば、ドローンも同じものに分類される。
そう、ドローンはUAVの一種なのである。プロペラで動く無人航空機が、ドローンと呼ばれているに過ぎない。
そもそもドローンは軍事用に進化した無人航空機である。
その源流は射撃訓練用の標的機「ターゲット・ドローン」にある(参照:「ラジコンヘリはドローンではないのか ドローンは「よく働く蜂」である」)。
ドローンが引き続き注目されるにしたがい、ジャンルとしてのUVAも以前より関心が高まることだろう。