NTTドコモが、ドローンを活用した「浮遊球体ドローンディスプレイ」を世界で初めて開発したと発表。今月29日より幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議」でデモ飛行が予定されている。
(※画像はイメージ画像)
今回開発された「浮遊球体ドローンディスプレイ」は、環状のフレームにLEDを並べた「LEDフレーム」を搭載している。最大直径が約88cm、重さは約3.4kg。ディスプレイは縦(半周)が144ドット、横(全周)が136ドット。
LEDを点灯させLEDフレームを高速に回転させることで、光の残像を利用し擬似的な球体ディスプレイを実現した。
環状のLEDフレームの内部にはドローン。
このドローンを飛行させることで、任意の場所への移動が可能だ。
ドコモによると、コンサートやライブ会場でのダイナミックな演出を想定しており、アドバルーンのような広告媒体としても活用できるとし、2018年の商用化を目指す。