Amazonはアメリカ時間3月23日、ドローン配送サービス「Amazon Prime Air」をアメリカ国内で行ったことを明らかにした。アメリカの公共の場所でのドローンによる配達を行うのは初めて。ドローンによる配送が一般的となる未来に、また一歩近づいたか。
20日、Amazonはカリフォルニア州パームスプリングスで主催した「MARS 2017」カンファレンスの会場に、自律型ドローンを用いて数本の日焼け止め(総重量は約1.8kg)を届けた。
Amazonは「Amazon Prime Air」の実現化に向け、かねてより配達テストを行ってきたが、連邦政府の規則のため、これまでアメリカでは私有地以外の場所でドローン飛行は行っていなかった。今回、ドローンはパームスプリングス国際空港の管制空域内を飛行。
現在同社ではドローン配送技術のテストに注力しているが、アメリカ国内では規制が厳しいためごく限定的な実施にとどまっている。2016年には、イギリス国内でのテストも行った。
参照：「アマゾンの「Prime Air」、米国で初めてドローン配達の公開実験に成功」
