静岡県浜松市がドローンパイロット養成 シミュレーター導入も

更新日: 2017.03.31 公開日: 2017.03.31
img

静岡県浜松市では2017年度からドローンの活用に向け、職員を対象にしたパイロットスクールを開講することを決めた。新たに訓練用の「ドローンシミュレーター」も導入。鈴木康友市長が27日の定例記者会見で発表した。

プロポ

「ドローンシミュレーター」は、実物と同じ形をした操縦機をパソコンに接続し、レバーを動かすと、画面上のドローンが操作に合わせて動く仕組みとなっている。千葉県の電子機器メーカーが市販しているシステムを、市が約3万1千円で購入した。

スクールではシミュレーターで仮想訓練を積んだ上で、県内の廃校グラウンドなどで実機を使った飛行操縦訓練を行う予定。ドローン活用に欠かせない法令知識などの座学の講習も行い、習熟段階認定の制度化を検討中。

市は職員たちの中でドローンパイロットを育て、橋の点検、土砂災害の状況確認などにドローンを活用していく方針である。それだけではなく、観光での活用などを視野に入れ、職員のアイデアも募っていく。

参照:「職員にドローン講習 活用アイデア発掘も 浜松市

利用目的からドローンに
ついて知る