栃木県那須町の那須温泉ファミリースキー場で27日に雪崩が発生し、登山の講習会に参加していた男子高校生と男性教員の合計8人が死亡した事故で、県警と消防は28日午前から、ドローンを用いての状況調査を行った。
県災害警戒本部によると、28日午前9時から、県警や那須地区消防本部、消防庁などの約25人が現場に入った。
現場ではドローンを飛ばし、生徒らが雪崩に巻き込まれたゲレンデ周辺の斜面を上空から確認し、雪崩の発生状況や規模を調べたという。
死亡した8人は、いずれも県立大田原高校の16～17歳の男子生徒7人と29歳の男性教員。
死因はいずれも圧死で、雪の重みで呼吸ができなくなったとみられる。
