楽天がドローンの運行管理システムに参入 出資会社設立

更新日: 2018.05.08 公開日: 2017.03.19
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楽天は15日、ドローンの運行管理システム事業に参入すると発表した。アメリカのベンチャー企業と共同出資会社を設立。ドローンの運行状況を管理し、法令などで決められている飛行禁止区域での飛行を防ぐ。

飛行する二機のドローンイメージ

複数のドローンが同時に飛行する、本格的な商用サービスを見据え、システムの開発・提供を進めるねらい。

ドローンの商用利用で必要なのがUTMと呼ばれる運行管理システムである。
ドローン同士や、ドローンと有人の航空機との衝突を防ぐといった安全管理に使われる。

楽天は新会社「楽天エアマップ」を設立。機体を飛ばせる空域を操縦者に知らせたり、自治体などが飛ばしてほしくない場所の情報を入力できたりするサービスを開発し、今年半ばの提供開始をめざす。

楽天は先月16日、ドローンの実証実験に関して福島県南相馬市と連携協定を結んでいた。

参照:「楽天、ドローン運行管理システムに参入 商用化にらむ

利用目的からドローンに
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