すべての航空機について言えることであるが、ドローンもまた操縦ミスや故障などで飛行不能になって落下する可能性がある。そのことで人が傷つくこともある。
そのような問題を解決しようと、ウォルト・ディズニーの関連会社(DisneyEnterprises)がドローン用エアバッグ技術を考案した。
この特許は、無人飛行機に格納してあるエアバッグを、何らかの条件で膨らませる技術を説明したものである。
飛行機の種類は、さまざまな手段で発生させた推進力によって飛行することが可能なタイプとしているだけで、ドローンに限らず、クアッドコプター、ヘリコプター、プロペラ機など型式に制限はない。
このエアバッグの主目的は、落下などの際の人体への被害を小さくすることである。
エアバッグを膨らませるタイミングとしては、以下の2つである。
●操縦士が危険を察知した操縦者が、マニュアル操作で行う。
●指定した高度や飛行区域を逸脱したり、異常な衝撃を受けたりした際に自動的に膨らむ。
参照:「ディズニー、落下しても安全なドローン用エアバッグ–特許が公開に」