ドローン戦争がやってくる?① 悪人もまたドローンを使う

更新日: 2017.03.16 公開日: 2017.03.16
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ドローンは常に正義のために使われるわけではない。
利己的な目的のためには手段を選ばないという犯罪者たちもまた、ドローンを操って何かを得ようする。

たとえば、先日ドローンを使っての、野生動物の保護と監視についてとりあげた(記事はこちら)。
野生動物を守るシステムが一般的に運用され始めたら、密猟者側もまたドローンを使い始める可能性はじゅうぶんにある。

悪人イメージ

そこでむしろ、密猟者のドローンから身を守るための技術(アンチドローン技術)が必要となってくるわけだ。
ここで言う「身を守る」というのは野生動物や保護のスタッフということももちろんだが、「そもそも不審ドローンを敷地に立ち入らせない(=入ってきたら即時に不審ドローンを無力化する)」という意味合いが強い。

ただ、守るべき敷地が広大であればあるほど、当然難易度は上がる。
野生動物の暮らしているような国立公園などは、その最たるものだろう。

「善と悪のドローン同士がしのぎを削る」といった映画のようなストーリーは今後現実に起こり得るし、その可能性は高い。

利用目的からドローンに
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