以前は趣味目的のドローンと言えばもっぱら空撮であったが、近年はドローンの速さを競う、ドローンレースに興味を持つ人が増えてきている。
以前当メディアの記事(「ドローン改造は大人のミニ四駆?カスタマイズのすすめ」)でドローンをカスタマイズするさまは、さながらミニ四駆であると書いたが、実はそれに最適の機体が京商から発売されている。
その名もずばり「DRONE RACER」である。
デザインをご覧になればお分かりになる通り、このドローンは外観からして往年のミニ四駆のデザインを想起させるものとなっている。
操縦しやすさを追求し、最大のポイントは上下方向の操作を不要にした点で、初心者でも直感的な操作が可能である。
オプショナルパーツも豊富で、チューンナップも楽しめる。市販の塗料を使い、お好きなカラーリングを施すのもいいだろう。
DRONE RACERを使った日本で初めての本格的な競技会も開催された。
2017年2月4日にドローン練習場「ドローン・サーキットSPLASH横浜ベース」(横浜市青葉区)がそれである。
“誰でも気軽に楽しめる”をコンセプトにした、DRONE RACER及び競技会は、そのコンセプト通りに今後も気軽に開催されていくことだろう。
「ドローンと言うととっつきにくいが、ミニ四駆ならば」という大人の参加を待ち受けているに違いない。