2017年2月17日深夜、長崎県佐世保市の、オランダの街並みを再現したテーマパーク「ハウステンボス」で空撮コンテスト及び、ドローンレースが開催された。
ハウステンボスのイルミネーションは1300万球のLEDを散りばめた世界最大の規模を誇り、その敷地はディズニーランドの1.5倍にも及ぶ。
コンテストはこれら世界最大級のイルミネーションLEDを素材とし、参加者は17日の閉園後から空撮を開始、18日中に提出し、19日午前には入賞が発表されるという、リアルタイムなものであった。
多くの自信作のなか、最優秀賞を受賞したのは、空撮歴1年という引野潤さんの作品「夜遊び」だ。
ハウステンボスのLEDイルミネーションの魅力を余すところなく伝えるこの作品を、ぜひ視聴していただきたい。
ところでハウステンボスは、ロボットを積極的に活用した「変なホテル」など最新技術に目を向けていることでも知られる。そのような背景もあってか、今回のドローンの空撮コンテスト及びドローンレースも、パークの雰囲気と合致したようである。
https://www.youtube.com/watch?v=7imTk_VEPdQ
「スマートドローン構想」を立ち上げているKDDIはこの取り組みを高く評価し、今回のドローンレースでもオフィシャルスポンサーとして名乗りを上げた。
今後も連携を取りつつ、ハウステンボス内に新技術をもたらす活動を行っていくようである。
確かに、ハウステンボスの広大な敷地は、見方を変えれば規制を受けない私有地だ。
ドローンの実証実験を行うには最適だろう。
参照:「1,300万球のLEDイルミネーションを空撮!「ジャパン・ドローン・チャンピオンシップinハウステンボス LEDイルミネーション空撮コンテスト」開催」「長崎ハウステンボスで日本初の「夜間ドローンレース」–KDDIと“私有地”での実証実験も」