ドローンビジネスが発展し、「ドローンによる荷物の配送」といった未来が着々と近づいていきている今、子どもたちにとってもドローンは身近な存在になってきた。
高校生がドローンを専門的に学べるバンタンスクールの取り組みはすでにお伝えしたが、もっと幼い世代にとってもドローンは魅力的に見えることだろう。
その魅力とは、「自分でマシーンを飛ばせるって、面白い!」という、子供たちの根源の遊び心をくすぐるものに違いない。
子供向けの200グラム以下のトイドローンが発売されていることも先日お伝えしたばかりだが、子どもたちが実際にドローンを操作するとなると、保護者の協力と理解が欠かせない。
子どものトイドローン操縦で、保護者がぜひ目を配りたいことをまとめておこう。
●ドローンは従来のラジコンヘリと違って、前後左右のみならず上下の動きも加わるため、より操作が複雑となる。屋内での練習をしっかりすること。
●屋外で飛行する際には、天候に問題のない、見晴らしのいい、保護者など監督する者がいる場所で行う。機体の軽いトイドローンは特に風に弱いので、無茶な飛行はしないこと。
●私有地に入らない・プライバシー侵害にならないようにする(くわしくはこちらの記事)。
保護者がしっかりとドローンについて学び、子どももその背中を見て、親子でドローンを純粋に楽しむ。
これが未来のドローン操縦士を生む、最適の環境だと言えるのではなかろうか。