あくまでも現状において、という話にはなるものの、世界の3大ドローン企業と呼ばれる3つがある。
それが中国のDJI、フランスのParrot(パロット)、アメリカの3Dロボティクスである。
DJIは2006年にまだ香港の学生が始めたベンチャー企業だったのが、現在では中国の本社以外にもアメリカ・ドイツ・日本に拠点を持ち、4000人以上の従業員を抱える企業に成長した。
Parrotは音声認識技術などのメーカーだったが、2010年にドローンブームの先駆けとも言える機体『A.R.Drone』を発表後は、その印象を強くした。しかしつい先日、ドローン事業部門の約1/3にあたる290人のリストラ計画を発表した(記事はこちら)。
3Dロボティクスもホビー目的のドローンを作って業績を伸ばしたが、その後は事業縮小が進んでいる。
日本国内においても、ドローン開発企業の参入が進んでおり、まさに世界中で群雄割拠の様相を呈してきた。この活況は今後もしばらく続き、今後はさらに激しい戦国時代に突入するかもしれない。