ドローンが特区で原則自由に実証実験 政府が検討中

更新日: 2018.05.08 公開日: 2017.01.20
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政府は、小型の無人機(ドローンや自動車)の自動走行の技術開発を後押しするため、地域を限って大胆な規制緩和を行う国家戦略特区を設け、実証実験を後押しする方針を発表した。

政府ドローンを使った荷物配送を2019年までに、自動車の高速道路での自動運転を2020年までに、実現することを目標として掲げていた。

配送するドローン

しかし、実証実験で必要な広い空間や公道が確保できないこと・許可申請や手続きに時間がかかることから、開発に遅れが出るとの指摘がされていた。

政府はこれらの指摘を受け、地域を限って大胆な規制緩和を行う国家戦略特区で、安全の確保を前提として、原則自由にドローンなどの実証実験を行えるようにする方向で検討を開始。特区での安全性の確保や、責任の所在などについても検討し、法を整備していく。

参照:「ドローンなど 特区で原則自由に実証実験 政府が検討

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