フランスのParrot社が、ドローン事業部門の約1/3にあたる290人のリストラ計画を発表した。Parrot社は2016年第4四半期の売上目標を下回るなど、業績が低迷しており、利益の少ないドローン部門を整理する形だ。
Parrot社と言えば、ドローンブームの先駆けとも言える機体『A.R.Drone』を開発したことでも有名だが、その後のドローン業界は中国などから新規参入が相次ぎ、収益は伸び悩んでいた。
今後は利益高い事業に注力していくようで、セミプロ向けの機体などのハイエンドなドローンのラインナップを広げていくもよう。
Parrot社はドローン部門以外にもオーディオ部門など、複数の事業を手掛ける。
今後の展開によっては、ドローン部門を見限り、そちらを優先していくことにもなるかもしれない。
参照:「仏Parrot、ドローン事業290人をリストラへ。低価格攻勢のDJI前に開発資源集中をはかる」「Parrot、ドローン部門の人員3割超を削減へ–DJIは好調」