「ドローンにできること」を列挙しようとすれば、かなりの時間がかかる。
その上、「ドローンにできること」を言い終えたとしても、こんな思いは残る。
「まだできることはあるかもしれないけれど……とりあえず今思いついた分はこれだけ」
そう、ドローンの用途を限定的にしてしまうことは、はなからナンセンスなのだ。
たとえば、あなたの持っているPCやスマートフォンの用途は決して限定的ではないだろう。
PCやスマートフォンを使えば、動画を再生したり、カメラや電卓代わりにしたり、はたまたまさに現在のようにメディアの記事を読むこともできる。新たなアプリケーションが登場すれば、「もっと面白いことができるかもしれない」可能性のある優れたマシーン。
ドローンもまったく同じなのである。
現在では農業用だとか、配送用だとか言われているドローンも、誰かが「こういう風に使えるんじゃないか」と閃けば、それまでとは違った用途が生まれる。
そしてそのアイデアが閃くのは、他でもないあなたかもしれない。
「○○用途専用ドローン」という枠組みを取っ払えば、ドローンもあなたもきっともっと自由になれるだろう。