「可愛いドローンはもはやペット的な存在」――そのように言ったら笑う方もきっと多くいることだろう。しかし、愛犬にセーターを着せるように、ドローンにもセーターを着せたほうがいいなんてこともある。
アメリカはサンフランシスコのアーティストDanielle Baskin氏が販売する、ドローン用のセーターは189ドル(約2万2000円)。
「ジョークとして、アートとして」このセーターを作ったというBaskin氏。
売上は好調なうえ、購入者はジョークとしてでもあるいはアートとしてでもなく、実用的な目的でこのセーターを求めている。
ドローンは過剰に冷えるとバッテリーの消耗が激しくなるため、寒冷地のドローンオーナーはそのことで悩んでいた。そこで予防としてこのセーターをドローンに「着用」させるというわけだ。
とは言え、実用目的でのセーター着用も、実際の姿を見てしまえば、愛機が擬人化したかのような感覚に陥り、思わず頬が緩みそうだ。
サイズが大きすぎる場合には事故の原因となるため、採寸は必須というのも、なんだか可愛らしい話に聞こえるではないか。