ドローン元年から2年 「ドローン操縦士」という将来は若者の胸に響くのか

更新日: 2017.01.01 公開日: 2017.01.01
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2017年が開幕した。

「ドローン元年」と称された2015年から早丸二年、ドローンをめぐる状況はますます活発になってきている。

ドローンの活躍分野が、公共分野から商用まで多岐にわたることはご存知の通りだろう。
しかし、いくらドローンが優れたマシーンだと言っても、操作のできる操縦士がいないことにはまさに宝の持ち腐れである。

そこで今、ドローンビジネス現場は、操縦士の早急な育成の必要性を肌身に感じている。
「覚えの早い、若き操縦士がいれば……」
そんな要望に応えるのが、ドローンの操縦技術を学べる高等教育である。

悩む女性の画像

昨年8月、株式会社バンタンの運営するバンタン高等学校は、日本初となる「ドローン&ロボティクス専攻」を2017年4月から開校すると発表した(以前の記事はこちら)。

ドローン操縦士という新たな需要が生じた結果、若者の将来の選択肢の一つとして提示しているというわけだ。喉から手が出るほどに操縦士を求める業界にとって、このような取り組みは願ったり叶ったりだろう。

問題は当の若者たちが、いかにドローン操縦士という仕事を魅力的に感じるかどうかだ。
2017年、ドローンが若者の心にどのように響いていくものなのか、ぜひ見守りたい。

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