兵庫県南あわじ市で官民連携ドローン活用 農地の現状把握から

更新日: 2016.12.26 公開日: 2016.12.26
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国内でドローンの農業活用が進んでいる。
兵庫県南あわじ市では官民連携の試みとして、ドローンによる農地の状況把握と病害や獣害対策への活用を検討中だ。

国土や水環境を守るため農地や水路などを維持・利用する活動に対する国の交付金事業として「多面的機能支払事業」というものがある。
この交付金を受けるためには、状況把握が求められる。

同市では対象農地約3万2000所箇所(計2883ヘクタール)について、航空写真に加え職員が現地確認している。加えて、多毛作が多いために労力がかかる。そこでドローンを活用し、効率化を目指す。

農場の画像

市は一般社団法人UAS多用推進技術会と連携し、2017年1月末までに対象地域を空撮する予定だという。

ドローンで得た情報は作物の栽培支援に活かす予定。
農業面だけではなく、他の分野でも流用すれば運搬コストが下げられるため、さまざまな分野での活用が期待できそうだ。

参照:「ドローンの農業活用進む 南あわじで官民連携

利用目的からドローンに
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