株式会社スカイロボットという企業をご存知でしょうか?ドローンを活用した独自の事業展開を行っている企業です。取り扱う製品についても、高い人気を誇っています。そんなスカイロボットの取り組みや製品を詳しくご紹介します。
スカイロボットってどんな企業?
近年、急速に私たちの生活に身近なものとして取り上げられる機会が増えたものに、ロボットの存在があります。株式会社スカイロボットは、人の役に立つロボットの普及に力を入れている企業です。特に、産業用ドローンを中心に取り扱っていることで知られています。
スカイロボットが提案するドローンの活用ビジョンは非常に幅広いものです。例えば、ドローンを人命救助に活用するというものがあります。2016年には、人工知能を搭載したドローンを使っての遭難者探索実験を行いました。
この際に用いられたのが、東京大学と協力して開発した「TDRS」というシステムです。実験では3機のドローンを使って、このシステムの検証が行われました。その方法を簡単に説明します。
3機のドローンのそれぞれに、捜索を担当する場所を与えます。遭難者が持っているSKYBEACONからの電波を1機が受信すると、残りの2機も集まってきます。その後、相互に連携を取り合いながら捜索範囲を徐々に限定していくことで、遭難者の早期発見を目指すという仕組みです。
赤外線サーモグラフィーカメラを使うことで、遭難者の生死についても調べることができる他、夜間の捜索作業にも活用できると言われています。
スカイロボット社では、この他にもドローンやロボットを活用したインフラ整備や野生動物の生態調査、太陽光パネルの点検・清掃などの事業にも力を入れています。
スカイロボット製品の特徴と口コミ
スカイロボットで取り扱われている産業用ドローンにおいては特に、あらゆる角度から行うことができる撮影と、収集する情報量の多さが求められてきます。そんなスカイロボット社から2017年5月に発売予定なのが、「FLIR DUO/DUO R」という名の、ドローン搭載用のカメラです。
この製品の特徴の1つが世界最軽量という点です。ドローンに搭載する上では、軽量であるということは大きなメリットです。このカメラを使うと、撮影できるアングルがさらに広がりを持つだろうという高い評価の口コミがあり、発売前から注目が集まっています。さらに、このカメラは軽量であることに加えて、扱いやすいサイズ感も魅力のようです。
また、スカイロボットの製品には、2017年2月に発売された「FLIR Vue PRO R」という赤外線カメラもあります。このカメラには、空中で撮影したものの温度を正確に測定できるという機能が備わっています。さらに、測定した温度を数字で確認することもできるというから驚きです。このカメラについては、正確なデータの収集が求められる場面での活躍が期待できるという口コミがあります。
ドローン事業における取り組みの数々
スカイロボットは、こうした製品の開発や販売を行っている一方で、ドローン操縦士の育成にも力を入れています。「ドローンスクールジャパン」という学校の運営も行っています。
ドローンに関しての専門的な知識を身に付けている人材を輩出すると共に、地域の企業と連携して雇用を生み出す取り組みや、地方に定住して活躍する人を増やしていくという取り組みも併せて行われています。
さらに、スカイロボットでは、行方不明者の捜索を目的としたドローン操縦士のネットワーク構築も積極的に行っています。「スカイボランティア」という名で、行方不明者捜索に携わってくれる人の募集をしているのです。
スカイロボットで取り扱われている製品は、その充実した機能で、口コミ評価も高いものが多いことが特徴です。スカイロボットが展開している、ロボットやドローンを活用した幅広い事業内容についても、注目したいところです。