ドローン空撮で広がる可能性!メディアのドローン活用事例

更新日: 2017.07.23 公開日: 2017.07.23
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ドローン空撮はSNSでのリアルタイム配信、MV撮影、スポーツ中継などで広く使われるようになりました。

低コストで空からの映像を映せるドローンを活用している例を紹介します。

目次

SNS世代に!ドローンでライブ配信

SNS世代に!ドローンでライブ配信

昨今メディアはドローンの空撮(空から撮影した映像)を利用し、さまざまなプロモーションなどを行っています。

いったいどのように活用しているのでしょうか。この項目では空撮を使ってSNS世代に発信したひとつの企業プロモーションを紹介します。

とある企業は「Facebook live」とドローンの空撮を利用し、Facebookユーザーにリアルタイムで動画配信を行いました。

「Facebook live」とは、スマホなどで撮影した動画をリアルタイムで配信できるサービスです。

これを使い、イスラエルのドラッグチェーン店は「皮膚がん予防の啓蒙キャンペーン」動画を配信。

動画の中では皮膚がんを予防するため、紫外線が強い時間帯はビーチに行かないよう呼びかけました。
その中で、紫外線が弱い時間帯にどのビーチなら空いているかをドローンを使って空撮。

その映像を「Facebook live」にて流し、テレビの生中継のようにひとつの番組として仕上げました。

これらはSNSを使っている世代に有用なアプローチ方法と言えます。

ドローンを使ったスポーツ配信も!!

ドローンを使ったスポーツ配信も!!

ドローンの空撮はスポーツでも活躍を見せています。
小回りがきき高画質で撮影できるため、スケートボードやモトクロス、世界ラリー選手権などでよく使われています。

カメラのシステムで選手を追尾したり、後ろから撮影していたと思ったら前に回り込んで撮影するなど臨場感溢れる映像を取るのにぴったりなのです。

日本でも、Jリーグではフラッグの掲揚時にドローンを使用した実績があります。また、試合面でもピッチを上空から撮影し、追尾システムで特定の選手を追いかけるといったことも可能で、今後の導入に期待されています。

世界ではイタリアのセリエAなどでも導入しているチームがあり、視聴者へのアピールだけでなく空撮による映像をミーティングに使うなどの動きが始まっています。

安全面に問題がなければ、テレビ放送がないスポーツでもこのように空撮とコラボしたライブ映像をネット配信し、競技を盛り上げることも可能になります。

CMやMVで大活躍の空撮が簡単にできる!

CMやMVで大活躍の空撮が簡単にできる!

さて、空撮といえばやはりマスメディアでの活用は当たり前になってきました。
空からの映像を撮影するには何かと費用がかかります。しかしドローンを使えば低コストで高画質映像が撮影できるのですから、使わない手はありません。

主な使用例としてあげられるのはミュージックビデオ(MV)です。
動画配信サイトが活発になってから、歌を売るためにアーティストたちは次々とMVを作ってはYouTubeなどにアップするようになりました。その際に最近はドローンで空撮した映像がよく使われています。

また、空撮とは違いますが「ドローンそのものを利用」したCMなどもあります。

有名な例では、テニスの錦織選手がインベーダーをテニスで撃退するCM。そうです、このインベーダーはドローンなのです。

また「A Kid Drone~親切なドローン~」というテーマで「え!?ハダカ!?」とインパクトのあったBUYMAのWeb限定CM。これもドローンを使っています。

手軽に飛ばせるドローンは、撮影だけでなく小物としても使えるのですね。
真上からの映像や空からでないと撮れない映像は、費用の面でもそこまで多くは使われてきませんでした。だからこそインパクトのある動画を作ったり、空からの情報を加えた宣伝は珍しさもあります。今後もドローンが活躍する場面はどんどん増えていくことでしょう。

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